守田建築の現場日記 › 2012年02月
2012年02月29日
2012年02月28日
神棚
今日も昨日の続きの隅木の加工だったので・・・
昨年の夏に作らせていただいた、神棚です。
過去に2回ほど本殿を作らせていただきましたが、そのときは流れ造りで
このときは神明造りでした。
柱は丸柱で、丸鉋で削りました、細かい作業ですけど、楽しいです。
2012年02月27日
2012年02月25日
隅木加工中盤です!

だいぶ形のほうが、わかるようになってきました。

この角の部分は桁の内ツラにかかるところです。

茅負がかかってくるところの加工もできあがり、大事な部分ばかりなので、
慎重にあつかいます。
一番手間のかかる部材なので、もうしばらくかかりそうです。
タグ :隅木
2012年02月25日
Nゴリ君・・・撃沈

今日の3時の休憩前に事がおこりました・・・
朝からN君には、母屋の加工をしてもらって、いたのですが・・・
母屋を1丁持ったときに、腰に激痛が走ったそうです。
その直後からは、歩き方も前かがみになって、可愛そうだけど・・・
笑っちゃいました


どうにも痛いらしく、作業場の梁につかまり、腰を伸ばしていました。
明日は休みなので、ゆっくり休養してください、おだいじに。
2012年02月24日
蛙股(かえるまた)

このあいだ、屋根替えの現場のときに撮った、蛙股です。
あまり見た事がない形で、かっこよかったので、つい撮っていました。
妻の壁や向拝などについていて、いろいろな形や模様があって、
気にして、見るとおもしろいですよ!
タグ :蛙股
2012年02月23日
隅木の加工
今日は隅木の上に立つ束の束場を取る加工をしました。
1本の隅木の上に5ヶ所も束場があるので、20ヶ所です。
隅木の頭にホズの加工もしました、ホズは束にとりつきます。
今日いちばん活躍したのが、赤樫台のチビ豆鉋でした!
2012年02月22日
2012年02月21日
2012年02月20日
花頭窓

7年前に建てたお寺さんに埋木の工事に行ってきました、向拝の柱が欅の材料でひび割れがあったため、
埋木をしてきました。

この外部の開き建具は1年前に新しくしたのですが、まだすごく綺麗で安心しました、
材料は桧材で撥水効果のあるノンロットという、塗料を塗ってあります。
それより、この建具を作って頂いた建具屋さんはすごく上手です。
建具を開くとこのように、花頭窓がありいい感じです。
2012年02月19日
ジャーーーン!
いよいよ迷ったあげく、購入しました・・・
と言いたいところですが、うちのN尾君が欲しかったもので、追入れ鑿10本組で金曜日に届きました。
土曜日の朝はいつもより、早く作業場にきて、桂の仕込みをしてました、早く使ってみたいようです。
すぐ使いではないので、使えるまでには時間がかかります。
N尾君、今日は野隅の加工をやりました、野隅が茅負の上にくるのですが・・・
理解できたようです、取り付けが楽しみです。
タグ :野隅
2012年02月17日
松の梁

昨日はN尾君が松の梁の皮を削ってくれたので、今日は朝から松の梁の墨付けをしました。
右側の比較的まっすぐな2本の梁が先におさまる初重梁で、その上におさまるのが左側の曲がった2本の前桟、裏桟になります。
この梁は浜松の天竜のほうで、松の丸太を専門で挽いているとこがあり、そこにいっていい曲がりの梁を選びました。

晩方は寒くなってきたので、中で化粧隅木の墨を付けました、とても良い桧の木を扱えて幸せにおもいました。
2012年02月16日
車知栓

車知栓(しゃちせん)を使った継手をやりました、繋ぎの場所は束の芯で、雇いホゾを使ったやりかたです。

雇いホゾを使ったやり方は角のみを使って簡単にできるわりに、かなり引き付けが強いので、よく使います。

車知栓には、堅木の欅の木を使っています。
2012年02月15日
2012年02月14日
絵図板
小屋組の絵図板になり、おもに桁から上の絵になります、丸桁 梁 隅木 垂木 茅負 母屋などを書いたものです。
こちらは軒先の図と隅木の展開図で下は立面図になります。原寸図を書く前に書きます。
大工さんは絵図板を見て墨付けをしていきます。
2012年02月13日
ボールペン毛引き
今日は朝一番から材木の木取りをしたんですけど、終わるころには、暑くて上着も脱いで腕まくりしてました。
材木は桧で、化粧材ではないです。
材木の木取りがすんだので、次は墨付けをしました。
材木の芯墨をつけたり、同じ墨をいくつも書くときは、いつもこのボールペンの芯だけをとりつけた、
ボールペン毛引きを使っています、けっこう便利です。
2012年02月12日
2012年02月10日
2012年02月09日
移動販売車で買った道具
去年の年末に買った道具です、年に2回ほど新潟からマイクロバスに大工道具をいっぱいに積んで売りにきてくれます。自分にとっては、年2回の大きな楽しみな日になっています。
左側の道具は追入鑿36ミリ(清久作 白紙鋼)で桧材に穴をほりましたが大変よく切れました。
中央は54ミリ豆平鉋(石流名 白紙鋼)で桧材を削りましたが、艶がでてよく切れました。
右側は42ミリ豆平鉋(0号鋼)ですが、まだ調整してないので、これから使うのが楽しみです。
また、道具屋さんが来てくれるのが、待ち遠しいです。
2012年02月08日
屋根替え工事

先日の屋根替えの様子です、今回は破風は残して昇り裏甲と瓦桟の取替えです、解体からですが、古くなった釘は抜きにくいです。この状態で破風の上ばの型をとり作業場で加工しました。

古くても使えるのは残してそこから上を繋いで取付けました。

あとは、瓦桟と野地板をとりつけて、瓦屋さんの出番です
